レポートREPORT

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    公認会計士  (2022.07.01 ~ 2022.09.30)

    8月は比較的業務が落ち着き転職活動がしやすい時期

    慢性的に忙しい公認会計士ですが、8月に入ると少し業務が落ち着きます。7月は期末監査と四半期レビューの業務があり、9月に入ると内部統制監査などの業務があるので、8月は比較的転職活動に動きやすい時期と言える。その傾向に伴い、当社に登録した公認会計士も2.14%と微増した。

    年代別分布で最も割合が多かった層は、前回(2022年4~6月)は35~39歳の27.5%だったが、今回は45歳以上の25.5%となり、少し属性に変化があった。


    年代別動向


    登録者詳細データ


    税理士 | 有資格者  (2022.07.01 ~ 2022.09.30)

    都圏の平均年収がすべての年代で上昇

    今回は、勤務先が会計事務所・監査法人である求職者が、前回(2022年4~6月)の44.2%から61.0%になり、16.8%増加した。首都圏の年収分布は、前回(2022年4~6月)よりもすべての年代で平均年収が増加している。特に、首都圏の29歳までの年収は前回(2022年4~6月)の411万円から728万円と今回よりも317万円増加しており、中央値が600万円から700万円に上がったことが影響している。

    税理士の登録人数が変化がなかったが今回は年収1,000万円を超える登録者がおり、前回(2022年4~6月)は年収300万円を下回る登録者がいたから数値に差が出ている。


    年代別動向


    登録者詳細データ


    税理士 | 科目合格者  (2022.07.01 ~ 2022.09.30)

    税理士試験後に科目合格者の転職活動が活発に!

    今年も8月2日から4日にかけて税理士試験が実施された。毎年、税理士試験後は企業・事務所の採用意欲が最も高まるため、今年も試験明けに登録者が増加した。

    前回(2022年4~6月)に比べると、科目合格者の登録者が増えており(有資格者は前回と比べて登録者の人数は減少)、試験明けのタイミングで転職活動に動く科目合格者が多かったことが季節トレンド。

    最近は、高齢化と人員不足により、採用枠を広げている企業・事務所が採用を成功させています。


    年代別動向


    登録者詳細データ


    弁護士  (2022.07.01 ~ 2022.09.30)

    法律事務所勤務者の登録者が増え、35歳~39歳の平均年収も大幅に向上

    今回は、法律事務所で勤務している求職者が、前回(2022年4~6月)の49.4%から64.2%に増加した。

    法律事務所で勤務している方の人数が増えたことで、年収分布も前回(2022年4~6月)に比べて平均年収が上がった年代が多い。

    特に首都圏の35歳~39歳の平均年収は前回(2022年4~6月) の1,006万円から今回は1,261万円と255万円高くなった。理由は、年収1,000万円以上の登録者の割合が前回よりも更に増加したため。


    年代別動向


    登録者詳細データ