経理経験者が転職するとどんなメリット・デメリットがあるのか?未経験の場合には?



経理担当者として業務に従事しながら、新たな環境を求めるべきかどうか悩んでいる人は多くいらっしゃることでしょう。また、営業をはじめとする他の職種から経理への転職を希望している人も同様だと思います。
以下では、転職する場合に意識しておくべきメリット・デメリットをご紹介していますので、今後の判断材料としてみてください。それらを損得勘定していくことで、より鮮明にキャリアアップのイメージを脳裏に描けるようになります。
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目次
- まずは経理財務の求人をご確認したい方はこちら
- 経理職の募集は、即戦力になれる人を探しているのが基本
- 経理として転職したときに得られるメリットとして考えられるもの
- 経理として転職したときにデメリットとなり得るものは?
- メリット・デメリットを見極めて、キャリアアップを目指そう!
- まとめ
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経理職の募集は、即戦力になれる人を探しているのが基本
経理担当者を募集している先は、もれなく即戦力を求めています。
即戦力でなければ、雇い入れ以降も会社の経理機能を既存人員のみで担当しなければなりません。
新卒を採用して時間をかけて育てられるだけの大企業ならまだしも、中小零細企業にそのような余裕はありません。
しかも、規模が大きくないからこそ、担当する業務の幅も広がるため、余計に即戦力を求めるようになります。
加えて、一つ一つの仕事が目に見えやすいことから、即戦力でないと務まらないともいえるでしょう。
一般的な目安として、経理担当者としての実務経験3年以上が即戦力と評価できるとされています。
他の職種から経理へと転職するのであれば、この経験に負けないだけの裏付けが必要となります。
そのためには簿記2級は必須といえます。
知識面以外に、他の経理メンバーと円滑に業務を進めていくためのコミュニケーション能力も求められます。
【関連記事】
・30代・実務未経験者が経理職へ転職するために必要なこと
経理として転職したときに得られるメリットとして考えられるもの
経理から経理へ転職する場合には、新たな環境でのキャリアアップを図れることと、収入増が主なメリットといえます。
経理担当者は同じ企業で年月を経るほど、その企業の月次業務・年次業務に慣れてくるせいもあって、上が詰まっていくケースが多く見られます。
そのため、キャリアアップの限界が見えているようであれば、転職が賢い選択となってきます。
給与計算を担当する経理職だからこそ、その会社でキャリアを積んだ先の自分が見えやすいため、給与についても同じことがいえます。
他の職種から経理に転職した場合には、スキルを身につけやすいことがメリットとなってくるでしょう。
どのような会社でも経理機能を有していることから、経理のスキルさえ身につけておけば、将来の転職時につぶしが利くようになります。
ただし、単純業務だけでは転職時の評価に結び付かないため、日頃からスキルアップに努める必要があります。
経理として転職したときにデメリットとなり得るものは?
転職するからにはメリットだけでなく、デメリットも存在します。
どこの会社でも経理を行っているからといって、やり方が同じとは限りません。
使用するソフトが違っていれば慣れる必要がありますし、会社ごとのやり方で処理する内容もあるので、それらにフィットしなければなりません。
また、経理という仕事柄、限られた空間で新たなメンバーと仕事を共にしていかなければなりませんので、新たな人間関係の形成にも苦慮することが考えられます。
これらは自分が覚悟しておけば、転職先でカバーできるデメリットであるといえます。
他の職種から経理に転職した場合には、給与が落ち込むこともデメリットとなってくるでしょう。
会社に利益をもたらす部門に比べて、管理部門の人員の給与はどうしても低くなりがちです。
しかし、会社によっては当てはまらない先もあるため、転職前の幅広い情報収集が必須です。
メリット・デメリットを見極めて、キャリアアップを目指そう!
これまでご紹介してきた内容に目を通せば、経理職への転職はメリット・デメリットの見極めが必須であるとわかります。
これまで培ってきたスキルが転職先で活かせるのかどうか、
現在の職場に比べて転職先のほうがキャリアアップに好ましい環境となっているのか、
待遇がより良くなるのか
などを考えなければなりません。
いずれについても、正確な情報を事前に収集するのは難しいため、転職エージェントを利用することをおススメします。
転職エージェントは経理職への転職希望者の要望に沿った内容の求人を紹介してくれるほか、その企業の内部情報を細かく把握していることが多く、転職後のイメージを膨らませるための情報収集を叶えてくれます。転職時の企業研究はなかなかできないからこそ、転職エージェントにその機能を担ってもらうとよりスムーズに転職活動ができるようになります。
まとめ
基本的に経理担当者の求人は即戦力を対象としたものです。
しかし、自分が経理担当者として即戦力であるかどうかの判断は難しいかもしれません。
即戦力の目安こそありますが、経理担当者としての実績は目で見えづらいこともあり、転職後にミスマッチが発覚するケースも決して珍しいものではありません。
経理職として今後のキャリア形成を考えるにあたっては、これまでご紹介してきたメリット・デメリットを見比べつつ、なかなかビジョンが明確とならない場合には、転職エージェントからのアドバイスも参考としてみるといいでしょう。
経理はどのような企業でも必須の機能であるからこそ選択肢が豊富であり、そこでの選択がキャリア形成に大きな影響を及ぼします。
より自分にピッタリの選択肢の提示を受けるためにも、水面下での求人案件も取り扱っている転職エージェントを活用すべきといえます。


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