2025年03月25日

在職中の転職活動はNG?メリットやデメリット、現職にバレないための対策など

管理部門・士業の転職 管理部門・士業の転職

転職を考え始めたとき、在職中に転職活動を進めるべきか、それとも退職後に専念するべきか迷う方は少なくありません。
特に初めて転職活動を行う方や、現職が忙しく転職活動に時間を割けない方は、気になるのではないでしょうか。

この記事では、在職中に転職活動を行うメリット・デメリットを解説し、現職にバレないための対策もご紹介します。
転職活動を始めるタイミングを迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

転職活動は「在職中」でも大丈夫?

転職を考え始めた方の中で、「在職中に転職活動を進めても大丈夫なのか?」と疑問を持つ方は多いでしょう。
まずこの疑問について回答すると、在職中に転職活動を行うことは全く問題がありません。

日本では職業選択の自由が憲法で保障されており、誰でも自由に転職活動を行う権利があります。
現在の職に就いている間に新しい職を探すことは、合法的に認められているのです。

在職中に転職活動を行うことに対して負い目を感じる方は多いですが、罪悪感を理由に転職活動を止める必要はありません。
実際に、弊社MS-Japanが運営する管理部門・士業特化型転職エージェント「MS Agent」の登録者データをもとに、在職中の転職活動比率を見てみましょう。

2024年1月から2024年6月の半年間で求人に応募した登録者の内、「現在就業中」が80.5%を占めています。
「離職済」はわずか19.5%で、約8割の人は、働きながら転職活動を行っていることが分かります。
このデータからも、在職中の転職活動は問題がなく、一般的な方法だと言えるでしょう。

ただし、在職中の転職活動にはメリットだけでなく、デメリットも存在します。
次章からは、在職中に転職活動を行うメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

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在職中に転職活動をするメリット

収入があるため、生活面の不安がない

在職中に転職活動を行う最大のメリットは、収入が途切れないことです。
転職活動中でも現職に勤めていれば給料が支払われるため、生活費や家族の生活を心配する必要がありません。
経済的な安定があると、精神的にも余裕を持って転職活動に集中できます。

職務経歴にブランクができない

在職中に転職活動を行うことで、職務経歴にブランクが生じません。
キャリアに空白期間があると、応募先企業の採用担当者が退職理由計画性について不信に思う可能性があります。
なぜ次の職場が決まる前に前職を退職したのか、採用担当者が納得できる理由を準備しましょう。

また、離職期間が長期にわたると、業務や就労に対するブランクとして見なされ、スムーズに業務に慣れることができるのか不安視される可能性があります。
離職期間中はスクールに通うなど、自己研磨の姿勢を意識することが重要です。

焦って転職先を決める必要がない

現職を辞めた後に転職活動を始めると、収入が途絶える不安から、早急に次の職場を見つけるプレッシャーがかかります。
希望条件に合わない企業であっても、目先の内定を優先してしまう可能性があるでしょう。焦って転職先を決めてしまうと、入社後のギャップにつながります。

しかし、仕事が途切れていなければ、希望条件に合った求人をじっくりと探し、納得いくまで転職活動を続けることができるでしょう。

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在職中に転職活動をするデメリット

在職中に転職活動をするデメリット

現職が多忙だと転職活動に時間を割けない

在職中に転職活動をする主なデメリットは、現職が多忙な場合に転職活動に時間を割けない点です。
仕事の合間を縫って求人情報をチェックしたり、応募書類を作成したりするのは容易ではありません。

特に、重要な案件を抱えている場合残業が多い職場では、転職活動の時間を確保することが困難でしょう。

面接日・入社日の調整が難しい

転職先との面接日や入社日の調整が難しいこともデメリットとして挙げられます。
面接は、応募先企業の勤務時間内である平日の昼間に実施することが一般的です。
面接日程が確定次第、頻繁に有給休暇をとることが難しい場合も多いでしょう。

また、現職の仕事中に面接に行くことも不謹慎で現実的ではありません。
さらに、内定獲得後は入社日を調整する必要がありますが、現職の引き継ぎ退職手続きに時間がかかる場合も多いでしょう。

現職に引き留められる可能性がある

現職の上司に退職意思を伝えても受理されず、退職を引き留められる可能性があるでしょう。
特に、優秀な社員であるほど、上司や同僚からの引き留めが強まる傾向です。
引き留めにあうと、自分の意思が揺らぎ、転職を決断しづらい状況に陥るかもしれません。

しかし、引き留めを受け入れて現職に留まると、将来的に再び同じ不満や課題に直面する可能性も考えられます。

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転職活動が現職にバレることはある?

在職中の転職活動を始める際、「現職にバレるかも…」と不安に思う人も多いでしょう。
実際、転職活動の事実を現職に知られるリスクはゼロではありません。

まず、現職にバレるケースとして考えられるのは、転職サイトの利用時です。
企業からのスカウト機能がある転職サイトでは、転職希望者の職務経歴が企業の採用担当者に公開されています。
そのため、転職希望者が利用している転職サイトに現職の企業が求人を掲載している場合、職務経歴欄を見て、自社の社員であると気づくことがあります。

このリスクを避けるためには、個人情報の公開範囲を制限できる機能を利用することが有効です。
機能の範囲は様々ですが、例えば現職企業に対して非公開にする設定ができる転職サイトもあります。

また、転職活動が現職にバレないようにするための対策として、勤務中に転職活動に関するコンタクトを取らないことが重要です。
勤務時間中に転職サイトをチェックしたり、応募先企業と連絡を取ったりすると、同僚や上司に疑われるリスクが高まります。

さらに、履歴が残る社用PC社用メールアドレスを使用して転職活動を行うことも避けるべきです。
これらの不用心な行動は、現職に知られてしまう要因になりやすいでしょう。

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在職中の転職活動は転職エージェントがおすすめ

在職中の転職活動を円滑に進めるためには、転職エージェントの利用がおすすめです。
ほとんどの転職エージェントは、職務経歴の公開範囲を制限する仕組みを整えています。
現職の企業に対して非公開設定することで、現職にバレるリスクが低減し、安心して転職活動に向き合えるでしょう。

転職エージェントを利用する最大のメリットは、転職活動をサポートしてくれることです。
キャリアの棚卸しや自己分析の支援、希望条件に合った求人の紹介、応募書類の添削、応募先企業に合わせた面接対策など、幅広いサービスを提供しています。

また、面接日程の調整や内定後の条件交渉なども転職エージェントが代行してくれるため、自分で行う手間を省くことができます。
現職が多忙な場合でも、転職エージェントのサポートを受けることで、効率的に転職活動を進めることが可能です。

転職エージェントは、幅広い業界・職種の求人を取り扱う総合型と、特定の分野に精通した特化型があります。
管理部門や士業の分野へ転職を考えている場合は、弊社MS-Japanが運営する「MS Agent」にご相談ください。

「MS Agent」は、経理や人事、法務などの管理部門と、会計士や税理士、弁護士などの士業に特化した転職エージェントとして30年以上の実績があります。
各業界に詳しいキャリアアドバイザーが在籍し、転職希望者の要望に合わせたキャリアカウンセリングを提供しています。

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まとめ

転職を考え始めると、転職活動を始めるタイミングと現職を退職するタイミングの兼ね合いに悩む方が多いでしょう。
この記事でもお伝えした通り、在職中に転職活動を行うことは、問題ありません。
在職中の転職活動は、収入の安定や職務経歴の継続などのメリットもありますが、現職との両立や面接日程調整の難しさなどのデメリットもあります。

また、現職に転職活動を隠しながら慎重に行動することも重要です。
これらのデメリットは、転職エージェントの利用によって解決できるでしょう。転職を考え始めたら、まずは「MS Agent」にご相談ください。

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この記事を監修したキャリアアドバイザー

圓鍔 忍

大学卒業後、旅行代理店にて法人営業を約3年。20代でMS‐Japanへ入社。
企業の採用支援(リクルーティングアドバイザー)を約8年、求職者の転職支援(キャリアアドバイザー)を約5年経験。
両ポジションでチームマネジメントを経験し、キャリアアドバイザーとしては複数回にわたり支援実績数NO1を獲得。リクルーティングアドバイザーにおいても入社1年半後にチームマネジメントを経験させていただきました。現在は子育てと両立しながら、常に社内でトップ10以内の採用支援実績を維持。

経理・財務 ・ 法務 ・ 役員・その他 ・ IPO ・ 公認会計士 ・ 弁護士 を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!

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