【速報】会計士試験合格者1,300人超え!平成30年公認会計士試験合格発表

本日、11月16日(金)に平成30年の公認会計士試験の合格者の発表がされました。
受験者の皆様、お疲れさまでございました。また合格者の皆様、誠におめでとうございます。
今年度の合格者に関する概要と近年の動向は下記の通りです。
平成30年 公認会計士試験の合格発表の概要
前年対比で合格者数74人増加、合格率0.1ポイント減少という結果になりました。
合格者の年代別は20代が84.1%を占めており、昨年の77.0%よりも若年層の合格者割合が高まりました。
【願書出願者数】11,742人(前年対比740人増)
【合格者数】1,305人(前年対比74人増)
【合格率】11.1%(前年対比0.1ポイント減)
※合格者数は論文式試験合格者数
【合格者年齢】
・平均年齢 25.0歳
・最高年齢 55歳
・最低年齢 18歳
合格者数と合格率の推移
今年の合格者数は、平成24年以来の1,300人超えとなりました。
下記の【図1】の通り、合格者数は平成27年に底をうち、以降3年連続で増加しています。
また合格率は平成26年から連続して10%以上の水準で安定しています。
下記の【図2】の通り、受験者数はおおむね横ばいですが、平成27年を底に3年連続で増加しています。
公認会計士試験の人気に回復傾向が伺える結果となりました。
監査法人では慢性的な人手不足が依然として続いており、昨今では一度、監査法人を出た人材の出もどりを歓迎する動きもあります。
また、一部では「監査難民」といった言葉も聞かれるようになっており、監査法人を公認会計士の採用ニーズが高まっています。
更に企業で活躍する公認会計士が増えたことによって、上場企業を中心にIPO順位企業でも公認会計士の採用ニーズは高い状態が続いています。
引き続き、公認会計士試験合格者にとって有利な就職・転職市場の動向が続くことが予想されます。


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会計士の転職・キャリアに関するFAQ
監査法人から事業会社への転職を考えています。MS-Japanには、自分のような転職者はどのくらい登録されていますか。
具体的な人数をお知らせする事は出来ませんが、より直接的に企業に関わりたい、会計の実務経験を積みたいと考えて転職を考える公認会計士の方が大多数です。 その過程で、より多くの企業に関わりたいという方は、アドバイザリーや会計事務所への転職を希望されます。当事者として企業に関わりたい方は事業会社を選択されます。 その意味では、転職を希望する公認会計士の方にとって、監査法人から事業会社への転職というのは、一度は検討する選択肢になるのではないでしょうか。
転職活動の軸が定まらない上、求人数が多く、幅が広いため、絞りきれません。どのような考えを持って転職活動をするべきでしょうか。
キャリアを考えるときには、経験だけではなく、中長期的にどのような人生を歩みたいかを想定する必要があります。 仕事で自己実現を図る方もいれば、仕事以外にも家族やコミュニティへの貢献、パラレルキャリアで自己実現を図る方もいます。ですので、ご自身にとって、何のために仕事をするのかを一度考えてみることをお勧めします。 もし、それが分からないようであれば、転職エージェントのキャリアアドバイザーに貴方の過去・現在・未来の話をじっくり聞いてもらい、頭の中を整理されることをお勧めします。くれぐれも、転職する事だけが目的にならないように気を付けてください。 今後の方針に悩まれた際は、転職エージェントに相談してみることも一つの手かと思います。
ワークライフバランスが取れる転職先は、どのようなものがありますか?
一般事業会社の経理職は、比較的ワークライフバランスを取りやすい為、転職する方が多いです。ただ、昨今では会計事務所、税理士法人、中小監査法人なども働きやすい環境を整備している法人が出てきていますので、選択肢は多様化しています。 また、一般事業会社の経理でも、経理部の人員が足りていなければ恒常的に残業が発生する可能性もございます。一方で、会計事務所、税理士法人、中小監査法人の中には、時短勤務など柔軟に対応している法人も出てきています。ご自身が目指したいキャリアプランに合わせて選択が可能かと思います。
監査法人に勤務している公認会計士です。これまで事業会社の経験は無いのですが、事業会社のCFOや管理部長といった経営管理の責任者にキャリアチェンジして、早く市場価値を高めたいと考えています。 具体的なキャリアパスと、転職した場合の年収水準を教えてください。
事業会社未経験の公認会計士の方が、CFOや管理部長のポジションに早く着くキャリアパスの王道は主に2つです。 一つは、IPO準備のプロジェクトリーダーとして入社し、IPO準備を通じて経営層の信頼を勝ち取り、経理部長、管理部長、CFOと短期間でステップアップする。 もう一つは、投資銀行などでファイナンスのスキルを身に着けて、その後、スタートアップ、IPO準備企業、上場後数年程度のベンチャーにファイナンススキルを活かしてキャリアチェンジすることをお勧めします。近年はCFOに対する期待が、IPO達成ではなく、上場後を見据えた財務戦略・事業戦略となってきているため、後者のパターンでCFOになっていく方が増えています。 年収レンジとしてはざっくりですが800~1500万円くらいでオファーが出るケースが一般的で、フェーズに応じてストックオプション付与もあります。
40歳の会計士です。監査法人以外のキャリアを積みたいのですが、企業や会計事務所でどれくらいのニーズがあるでしょうか。
企業であれば、会計監査のご経験をダイレクトに活かしやすい内部監査の求人でニーズが高いです。経理の募集もございますが、経理実務の経験が無いことがネックになるケースがあります。 会計事務所ですと、アドバイザリー経験の有無によって、ニーズが大きく異なります。また、現職で何らかの責任ある立場についており、転職後の顧客開拓に具体的に活かせるネットワークがある場合は、ニーズがあります。

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